冬を楽しむ、薪ストーブのある暮らし
寒さがどんどん厳しくなってきましたね。暖房というとエアコンが主流ですが、身体に染み渡るような暖かさのあるストーブも素敵です。炎のゆらめきを見ているだけで心もほんわか温まりそう。暖房機能だけでなく、インテリアの一部としても楽しめるストーブ。今回は、薪ストーブのある暮らしをご紹介します。
おしゃれ, インテリア, 愛媛, 暮らし
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アンティークな空間に
味のあるレンガの壁とテラコッタのタイルに置かれた年季の入った薪ストーブ。年月とともに味わいが増すのも魅力。海外の木箱に薪を入れれば、お洒落なログラック(薪置き場)に。無造作に放り込んでもカッコよく見えます。
上品でシックな空間に
大理石のような模様のタイルに合わせた薪ストーブ。部屋を暗くして過ごすのも楽しみの一つですね。クリスマスツリーとの相性もぴったりです。
シンプル&ナチュラルな空間に
装飾の少ないシンプルでナチュラルなリビングには、主張しすぎないスマートな形の薪ストーブがおすすめ。薪ストーブの場所だけタイル張りにしているから、お手入れも楽です。
暖かさだけでない、ストーブの機能性
薪ストーブは暖をとるだけでなく、調理もできます。シチューやおでんなど、長時間煮込むものに適しています。中には、ピザ窯の機能がついたものも。やかんをかければ、加湿器代わりにもなりますね。
意外と大切な薪棚の位置
薪棚は、できるだけストーブの近くに作ってください。そして、薪でなく原木を買う場合は、薪割のスペースを確保するのを忘れずに。写真のようにリビングに面した庭に設置すれば、どちらの条件もあてはまります。外塀の高さに合わせれば、景観を損ないません。
アウトドアの印象が強い薪ストーブですが、リビングに置くことで家族が自然と集まり、コミュニケーションをとる場にもなります。薪を割ったり、乾燥させなければなりませんが、丁寧な暮らしの第一歩になるかも。
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福岡美穂
enonstyleキュレーター
二級建築士・インテリアコーディネータ。1979年愛媛県生まれ。大学では哲学を専攻し、卒業後、高校の国語科教員を経て建築の世界に。現在、コラボハウス一級建築士事務所で住宅の設計を担当。独自の審美眼で、クライアントの「日々の暮らし」をカタチにしている。特技は少林寺拳法(三段)。彼女の目線で選んだ店舗が掲載された「四国の美しい店」の著者でもある。
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