enön style

エノンスタイル
愛媛でできる素敵な暮し方


生活を豊かにする「緑のある暮らし」

生活を豊かにする「緑のある暮らし」
仕事に、家事に、育児に、あっという間に過ぎる毎日。いつの間にか肩に力が入り、心に余裕がなくなってしまうことも。そんなとき、庭の木々やテーブルの上に飾った一輪の花が、忙しい時間の中に癒しのひとときを与えてくれます。今回は、キッチンから中庭まで、緑を楽しんでいる人々の暮らしぶりをご紹介します。

 , ,
 



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

リビングで楽しむ

無垢の床や籠のテーブルがナチュラルな雰囲気のリビングに置かれた”エバーフレッシュ”。大ぶりなので主役級の存在感があり、部屋のテイストにもピッタリ。夜になると葉を閉じて眠るので、まるで家族と一緒に生活しているようです。植物初心者でも育てやすい観葉植物です。


中庭で楽しむ

どこの部屋からも見える中庭に植えたのは、塗りの白壁に映える”モミジ”。春には美しい新緑、秋には紅葉し、四季を感じることができます。地窓からも見えるよう、モミジの足元にも植栽。植木は、根を張ると水やりや手入れが楽になります。季節の移ろいを楽しめる中庭です。


キッチンで楽しむ

庭に植えたアジサイの一種“アナベル”をキッチンに飾っています。こちらのアナベルは、かなり大きく育っていてボリュームのある花になっています。切り花にすると元気がなくなりやすいので、しっかり水揚げしてあげましょう。ドライフラワーにしても素敵な品種です。


勉強机で楽しむ

机に座ったとき、目の前に緑の木々が見えるように窓を配置しました。勉強の合間に、ほっと一息つけるように、目の疲れを癒せるようにとの想いからです。こういう場所には、1年を通じて常に緑の葉をつけている常緑樹がおすすめ。冬でも緑の木々を眺めることができます。


ダイニングで楽しむ

家族が顔を合わせるダイニングにこそ、植物や花を飾ってほしいと思います。こちらは、“ミモザ”とキャンドルを合わせたコーディネート。「アレンジが難しい」と思う人でも、ミモザなら、ざっくりと花瓶に活けるだけで絵になります。また、束ねただけのスワッグにして、ドライフラワーにすれば長く楽しめます。


夜に楽しむ

夏の夜、庭の木々に囲まれたバーベキューは、家族の素敵な思い出に。植木の合間に照明を置くことで、壁に枝や葉のシルエットが美しくうつります。リビングダイニングから一望できるので、夜になれば部屋の電気を消して庭を眺めながら晩酌、そんな豊かな時間が過ごせそうです。


植物は生きています。水をあげたり、霧吹きをしたり、モップをかけたり、大切に育てた分だけ変化します。その変化も「緑のある暮らし」の面白さ。忙しい人には、水やりの手間が少ない多肉植物がおすすめです。ぜひ、皆さんも「緑のある暮らし」を始めてみませんか?
The following two tabs change content below.
福岡美穂

福岡美穂

enonstyleキュレーター
二級建築士・インテリアコーディネータ。1979年愛媛県生まれ。大学では哲学を専攻し、卒業後、高校の国語科教員を経て建築の世界に。現在、コラボハウス一級建築士事務所で住宅の設計を担当。独自の審美眼で、クライアントの「日々の暮らし」をカタチにしている。特技は少林寺拳法(三段)。彼女の目線で選んだ店舗が掲載された「四国の美しい店」の著者でもある。
ページの先頭へ