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センスのいい砥部焼に出合えるとっておきの店

センスのいい砥部焼に出合えるとっておきの店
和食器ブームで近年さらに注目を集めている砥部焼(とべやき)。砥部町の山間で作られていて、白磁のぽってりとした佇まいと藍色の手描き模様が印象的です。良質の陶石を材料にしているので丈夫で割れにくいという特徴もあり、その使い勝手の良さから二枚、三枚と買い足す人も。今回はおしゃれな砥部焼のうつわが見つけられる4つのお店をご紹介します。
(※掲載している商品は店舗によっては販売を終了している場合があります)

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約20の窯元のうつわが一同に見られる魅力的な空間

砥部町内が一望できる陶板の道を少しそれたところに現れるのが、「ウメノ青興陶園」。明治25年から変わらずに営まれ続けているこちらは約20の窯元の作品を取り揃えています。併設された工房で焼かれているオリジナルの作品や砥部焼まつりでも人気を博している「もぐらの窯」のうつわは、ここでしか手に入りにくいというから要チェック。
愛媛県伊予郡砥部町大南1035


丁寧な手仕事が感じられるうつわが多数

ロープウェイ街に位置する「ロサ」は、窯元の中でも長い歴史を誇る老舗「梅山窯」と繊細な絵付けが可愛らしい「中田窯」をセレクト。荒土を混ぜて柔らかな色合いを出したもの、古典的な柄をちょっぴりモダンに表現したものなど食卓に並べたときにしっくりとくる、ふだん使いにぴったりのうつわを提案しています。
愛媛県松山市大街道3丁目8-11
(写真:タウン情報まつやまブログより)

選りすぐりを集めた砥部焼のセレクトショップ

砥部焼陶芸の丘と呼ばれる陶里ヶ丘にあるのは「ギャラリー紫音」。「すこし屋」「森陶房」「きよし窯」など合計約10件の窯元のうつわを扱っていて、和食はもちろん洋食にも合わせやすいデザインが豊富に揃っています。スタッキングできる小鉢やお椀型をした小さな箸置きなどもあるので、プチギフトを探しに行くのもおすすめ。
愛媛県伊予郡砥部町五本松885-13
(写真:マチボン「愛媛裏みちさんぽ」より)

どこか懐かしくあたたかみのあるラインナップ

松前町の田園風景の中に佇む「かりん」は、古民家を改装した民藝雑貨店。こちらで扱っているのは砥部焼の象徴とも言われる「梅山窯」のもの。藍色や赤を使った絵柄の茶碗や湯飲みからは昔ながらの砥部焼のよさが感じられます。一つひとつ色の出かたや風合いが異なるので、じっくりと選びたくなりそうです。
愛媛県伊予郡松前町中川原413


人の手でひとつずつ丁寧に作られている砥部焼。大胆な筆模様が入った伝統的なものから砥部焼のイメージを一変させるものまで、最近ではデザインやアイテム自体にも奥行きが出てきています。ぬくもりが感じられる砥部焼のうつわを、ぜひお気に入りのひとつに加えてみてください。
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宮内 亜弥

宮内 亜弥

enonstyle キュレーター
30代女性誌「InRed」編集部在籍後、ブランドムック、書籍等の企画・編集を手掛ける。 2014年に帰郷し現在はフリーライター&エディターとして活動中。2015年第一子誕生。 インスタグラム(@_tanayan_)もマイペースに更新中。
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