明るい自然光はおいしさを引き立ててくれます。お店であれば窓側の席を選んだり、お家であればレースのカーテンを利用して、直接差し込む光を少し柔らかくして撮影。明るさひとつで、写真の雰囲気がぐっと変わります。

「ふわっふわ」「てりてり」といった出来立てのおいしさを伝えたいときには、ぐっと接写で撮るのも◎。その瞬間のおいしさが伝わってきて、見ているほうまで食欲をそそられます。

具がたっぷりのハンバーガーやサンドイッチ、何枚も重なったパンケーキなど、ボリュームを伝えたいときには、低めのアングルからの撮影がおススメ。重量感やそのとき感じた驚きが伝わってきます。

人数の多いホームパーティーや、お皿の多いテーブルは、真上から撮ると華やかな印象になります。楽しい笑い声まで伝わってきそうな写真は、思い出の1枚にぴったりです。

撮りたいものを中心から少しはずすと、雑誌のようなお洒落な写真に。手元にある小物も一緒に撮影すると、どんな時間を過ごしているのか物語が伝わります。文庫本と一緒にのんびり過ごしているカフェタイム、手帳と一緒にお仕事の合間の休憩時間、お揃いのサングラスを置いてデートの時間など。小物使いも撮影の際、楽しんでみてください。

料理の写真であれば、動きを加えてみるのもおススメです。ソースをかける瞬間、ナイフを入れた瞬間、おいしさの伝わる写真をぜひ撮ってみてください。