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愛媛でできる素敵な暮し方


家族の心温まる場所、みんなの「ダイニング」の形

家族の心温まる場所、みんなの「ダイニング」の形
1日の始まりに、終わりに、家族みんなで顔を合わせる「ダイニング」。食事だけでなく、子どもの宿題をしたり、今日の出来事を話したりと大切なひとときを過ごす場所でもあります。ダイニングは、間取りやライフスタイル、家族構成によって変わるもの。今回は、それぞれの暮らしに合わせたダイニングをご紹介します。

 
 



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向き合う近さが素敵なカウンター

キッチンカウンターとダイニングテーブルが一体になった広い空間。料理が好きな家族なら、調理しながら常にゲストと会話ができるホームパーティーを実現できます。ダイニングやキッチンを隠すものでなく、対話やおもてなしのメインスペースに。カフェやバルのようなオシャレな時間が過ごせそう。

庭を眺めながら家族で食事を

たとえば日曜の朝、日差しがたっぷり入る窓辺でブランチをしたい・・・食事の時間をゆっくりと過ごしたいなら、庭を一望できる窓際にダイニングテーブルを置いてみては?リビング寄りの場所に配置することで家族の団らんと心地よさを手に入れることができます。視線をさえぎらない背もたれのない椅子にするのが、おすすめです。

家事効率が上がるカウンター

キッチンと連続させる形で横長につくったダイニングテーブル。ほどよくキッチンと区切り、手元を隠せるようになっています。出来立て熱々の料理をすぐに運べるのも便利。夕食を作りながら、子どもの宿題を見てあげられる距離感です。「低めの椅子が落ち着く」という家族の意向で通常より低いテーブルになっています。

畳に座って食べる、くつろぎ空間

今まで床に座って食事をしてきた家族が選んだのは、畳のダイニング。畳の良いところは座る人数に制限がないこと。大勢が集まるホームパーティも安心です。「座卓=和風」のイメージにならないように畳の色合いとテーブルに気を配っています。さっと食べたい朝食やお勉強タイムはカウンターで、家族でゆっくり食事を楽しむときはテーブルで、と使い分けできるダイニングです。

家族の大切な時間に欠かせないダイニング。間取りはもちろん、そこに置くテーブルの形や椅子の形でも雰囲気が変わってきます。今回、ご紹介した4つのダイニングが、あなたのダイニングの形を見つけるヒントになれば幸いです。
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福岡美穂

福岡美穂

enonstyleキュレーター
二級建築士・インテリアコーディネータ。1979年愛媛県生まれ。大学では哲学を専攻し、卒業後、高校の国語科教員を経て建築の世界に。現在、コラボハウス一級建築士事務所で住宅の設計を担当。独自の審美眼で、クライアントの「日々の暮らし」をカタチにしている。特技は少林寺拳法(三段)。彼女の目線で選んだ店舗が掲載された「四国の美しい店」の著者でもある。
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