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エノンスタイル
愛媛でできる素敵な暮し方


ローカル・ルックをおしゃれに昇華!フューシャピンクの抜け感リップ

ローカル・ルックをおしゃれに昇華!フューシャピンクの抜け感リップ
リネンやコットンなど、天然素材のカジュアルな服を愛用する人が多い愛媛。そんな豊かなローカルの日常着に、あえてフューシャピンクのリップを合わせる「抜け感メイク」を楽しむ人が増えてきました。デザイナーやヘアメイクさんなどのクリエイター層を中心に、広がりを見せる「カジュアル服×ピンクリップ」。ローカルだからこそほどよい抜け感が出せる、ヴィヴィッドなリップの魅力に迫ります。

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天然素材の服の日は、ヴィヴィッドな口元でMIX感を楽しんで

みなさんに楽しんでいただいた「enön」の創刊号。このモデルカットの撮影では、大洲にあるアパレルブランド「Sa-Rah」さんにスタイリングをご協力いただきました。「Sa-Rah」のお洋服は、コットンやリネンを中心としたナチュラル素材が基本。このときにヘアメイクをお願いしたのが、大洲のヘアサロン「NEW TOKYO」の仲岡さん。撮影ではナチュラルなメイクをされるのかな、と思っていたのですが、使用したのはヴィヴィッドなフューシャピンクのルージュ! これが意外なほどに「Sa-Rah」の服にぴったりで、スタッフ一同ときめきまくり!

(写真引用:©enön .vol1)

フューシャピンクって? 発色を生かすメイクのコツは?

そもそもフューシャピンクとは「フクシア」と呼ばれる植物にちなんだ名前。「フクシア」は鮮やかな赤紫の花をつける、メキシコや南米原産の植物です。

「フューシャピンクリップ」の美しい発色感。ルージュの見たままの色味をメイクでも実現するには、どうしたら良いのでしょうか?

ルージュなりグロスなりを唇にのせると、元々の色味と少し違う発色になってしまった経験、ありませんか? これは、その人の元々の唇の色に影響されている場合も。これを防ぐには、まずは唇本来の色味をコンシーラーで消す必要があります。コンシーラーのひと手間を挟むことで、色ムラや縦ジワなどもカバーでき、ルージュ本来の色味が映えて見違える仕上がりに。唇にコンシーラーを置いて、指先でポンポンと馴染ませていきましょう。リップ専用のコンシーラーもあるので試してみても良いかも。自分の唇の形に悩みがある人(上唇が大きすぎるor小さすぎるなど)にも、輪郭を消せるコンシーラーはおすすめです。


スポーティコーデに合わせると、よりトレンド顔に

引き続き人気のある「スポーティコーデ」。スニーカーやぺたんこ靴は、ローカル層(特にママたち)からの支持も高いですよね。そんなスポーティコーデにも意外と映えるのが、フューシャピンクのリップ。一見メンズライクに転びがちな着こなしが、口元にピンクを差すだけで女性らしいMIX感のあるスタイルに。さらにアイテム自体にトレンド性が強いので、より今っぽい旬なイメージに仕上がります。


青味系が苦手な人にこそ! 似合う人を選ばない赤味系ピンク

「ピンクリップが似合わない」という人の中には、選ぶカラーが自分の肌色に合っていないパターンがあります。たとえば、欧米人がつけると素敵な青味の強いピンク。この色は肌色が薄い人には似合うのですが、黄色人種である日本人には難易度の高いカラー。逆に赤味系ピンクのリップは、日本人に似合いやすいと言われています。

もちろん、青味系ピンクが似合う人もたくさんいます。色味を選ぶ際の参考ですが、オレンジ色のチークが似合う人は赤味系を、ピンク色のチークが似合う人は青味系を選ぶと良いでしょう。ただ、実際に唇にのせて合わせてみるのが鉄則! 愛媛でも「いよてつ髙島屋」や「松山三越」などのコスメカウンターには、シャネルやYSLなど、色味の充実しているブランドがたくさんあります。発色の良さ、使用感はハイブランドがやっぱり折り紙付き! ぜひ実際に使用感を試してみてください。

(写真引用:©enön .vol1)

「ヴィヴィッドなリップを塗ってもキマり過ぎず、ほど良い抜け感がキープできる」、これはローカルならではの特権ではないでしょうか。たとえばモードなお洋服にフーシャピンクのリップを塗り、青山〜表参道界隈を歩いていたら、やっぱり威圧感を感じる人も多いのでは? 豊かな自然とともにナチュラルな服を身にまとっていれば、肩肘を張らなくたって、大人可愛い抜け感メイクへと自然に仕上がっていくんです。
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村上 亜耶

村上 亜耶

enonstyle キュレーター
出版社宝島社にて、女性ファッション誌編集部に在籍。手掛けたブランドムック「アニエスベー」は国内外で75万部を完売。長野県出身、2011年より今治に移住。移住後は愛媛、東京の媒体を中心に活躍。ファッション誌をはじめ、芸能人&モデルのスタイルブック、地元愛媛ではカフェ本や本誌「enon」を手掛ける。
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