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キッズと行きたいプチ島旅。渡船で3分の“鹿島”へ

キッズと行きたいプチ島旅。渡船で3分の“鹿島”へ
晴れた休日はどこかへ出かけたくなる、そんな気持ちいい季節になりました。今回は小さな子どもと一緒に満喫できる、近場の島をクローズアップ。プチトリップ気分も楽しめる島旅へ、出かけてみませんか?

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瀬戸内海に浮かぶ小さな島「鹿島」

今回ご紹介するのは、松山市の北条沖に浮かぶ周囲約1.5kmの「鹿島(かしま)」。緑あふれる森林、遊歩道、ビーチ、山頂の展望台など、島内には自然豊かなレジャースポットが点在しています。小さな渡船で渡る「鹿島」へは、車の乗り入れが禁止。そのため、安全な環境で気兼ねなくのびのびと過ごすことができます。小さな子どもを連れたファミリーの休日にもぴったり。


鹿ののったかわいい渡船でGo!

「鹿島」までは「北条港」から渡船で約3分、あっという間に到着します。松山市内からだと、1時間ちょっとでアクセス可能。日帰りで充分満喫できる、気軽な島旅スポットです。鹿がちょこんとのった渡船に揺られて、まずは束の間の船旅を楽しんで。4〜10月の日中は1時間に約3本運行。


野生の鹿とふれあえる島

「鹿島」というその名の通り、島内には野生の鹿がたくさん。県指定天然記念物のキュウシュウジカで、警戒心が強く基本的には人に近づいてこないそう。囲いの中に保護されている鹿もたくさんいるので、ふれあいを楽しんでみて。渡船場桟橋近くの「渡部商店」で鹿のえさも購入可能です。


島内の遊具で思いっきり遊ぼう

ローラーすべり台や小さな乗り物など遊具も揃っていて、子どもたちは公園気分で遊べるはず。広々としたエリアも多いので、ボールやフリスビーといった公園グッズを持って行ってもいいですね。


夏はビーチで海水浴、キャンプもOK

7〜9月上旬の海水浴シーズンには、シャワーも使用可能。トイレも近くにあり、キャンプ場も無料で使用できます(※キャンプ・炊事用具の貸し出しはなし)。海で泳いだり、砂浜で遊んだり、バーベキューをしたり、キャンプをしたり、釣りをしたり……。小さな島ながらも、夏のレジャーを存分に楽しむことができるのが「鹿島」の魅力。


島内唯一のカフェ「[海とcafe]kashima」

ビーチ近くに建つ「[海とcafe]kashima」は“心がリセットできる場所”がコンセプトの海カフェ。ソファ席やじゅうたん席、海風が爽快なテラス席などがあり、海を眺めながらリラックスしたひと時が過ごせます。「タイのグリーンカレー」「かしまっちゃラテ」のほか、甘口の「ビーフカレー」、フルーツジュースといった子連れに嬉しいカフェメニューも。ビーチまでは歩いてすぐ、海水浴を楽しんでから水着のままでも利用できます。

おもちゃや絵本が充実

木のおもちゃや絵本のコーナーが充実している「[海とcafe]kashima」。靴を脱いであがる店内で、子どもたちと一緒にのんびりリラックスして。また、シャボン玉の販売やバドミントンセットのレンタルもあり。思う存分身体を動かして遊びたい子どもたち。外の広場で子どもが遊ぶのを見守りながら、テラス席で大人はゆっくりカフェタイム、なんて過ごし方も素敵。

[海とcafe]kashima/松山市北条辻1596-4


新鮮な鯛料理を堪能できる「太田屋旅館 鹿島店」

4月下旬〜10月末頃までの期間限定でオープンする「太田屋旅館 鹿島店」。海上に突き出した座敷席で、鯛めし、鯛めん、活造りなど、北条ならではの鮮魚料理が味わえます。定食メニューもあってランチタイムにおすすめ。広々とした座敷席の下は海。瀬戸内海の美しい景色とともにおいしい魚料理を堪能して。

太田屋旅館 鹿島店/松山市北条辻1596-3(※4月下旬〜10月末頃のみ営業)


松山市内から日帰り可能と好アクセスで、夏のレジャーが満喫でき、カフェや食事処もあって、鹿ともふれあえる、近場のちいさな島。島内で遊ぶ際に車の危険がないことは、子連れにとって心強いポイントですよね。子どもも大人ものびのびと過ごせる、自然あふれる「鹿島」で家族の休日を過ごしてみては?
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山本 佐智世

山本 佐智世

enonstyle キュレーター
Writer/Editor、AEAJ認定 アロマテラピーインストラクター。 音楽、ライブ、アロマ、美味しいもの、ドライブ、旅、沖縄が好き。松山市在住、転勤族妻・2 児の母。今は育児を中心にゆるやかに活動中。
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