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模様替えの参考に!壁で魅せる空間づくり

模様替えの参考に!壁で魅せる空間づくり
模様替えといえば、カーテンの買い替えや家具の配置変えをイメージしませんか?壁は部屋の大部分をしめており、壁紙を張り替えるとイメージががらりと変わります。賃貸だと難しいように思えますが、最近は剥がせるタイプの壁紙も出ているのでご安心を。中にはペンキで仕上げられている壁もありますので、新築やリノベーションを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。今回は、オシャレな壁の数々をご紹介しましょう。

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レンガ調の壁

男前インテリアにおすすめなのが、レンガ調の壁紙。リビングの一部に取り入れるだけで、海外のインテリア風になります。エアープランツとも好相性。レンガといっても、写真のようなヴィンテージ感のあるものから、かわいいイメージの白いレンガ、モダンな印象になるグレーのレンガなど種類は様々です。


アクセントをつけた壁

寝室の壁に選んだのは、ネイビーブルーの壁紙。壁に飾られたフォトフレームやドライフラワーのスワッグが映える色です。一面使いにすることで、空間にアクセントをつけています。ブルーは鎮静作用があるため眠りを誘う効果があるといわれており、寝室にぴったり。心を落ち着かせ、ぐっすりと眠れそうです。


モルタルの壁

工事現場や外壁の塗装で使われるモルタル。オシャレなカフェや雑貨屋さんなどで見かけることが増えました。無機質なイメージがありますが、木や布、植物など温もりある素材に合います。モルタル風の壁紙もあるので気軽に取り入れてみては?


レトロポップな壁

西海岸風のお家を建てられたご家族が選んだのは、レトロポップな壁紙。60~70年代を思わせるヴィンテージ感が素敵です。一見派手な模様ですが、デスクの一部分に使うことですんなりと部屋に溶け込んでいます。こちらのような個性的な壁紙は、一面にしておくのがセンスアップのコツです。


木目の壁

「自分たちらしさ」を追及したご夫婦の家につくったDJルーム。低い天井にして「こもる」感を出したのは、ご主人の希望でした。レコードの大きさにつくったオーダーメイドの棚とテーブルに合わせて、ラーチ合板張りの壁にしました。子どもの頃に憧れた秘密基地のような雰囲気になっています。


黒板の壁

こちらのお家は、2階の壁一面を黒板塗料で塗りました。黒板の良いところは何度も書き直しできること。家族の予定や伝言板としてはもちろん、子どものお絵かきタイムに大活躍です。また、マグネットが使えるので、学校で描いてきた絵や習字、気になるお店のフライヤーも張れます。


ポーターズペイントの壁

ざらっとした石のような風合い、サテン生地のような光沢、鉄の錆びつきなど色々な質感が楽しめるポーターズペイント。こちらのお家では、目の粗い石英が含まれ、光によって柔らかな陰影を生み出すストーンペイントを玄関の壁に塗っています。普通のペンキでは出せない質感を出したい方におすすめです。


ドアとコーディネートした壁

グリーンのドアに合わせて、アンティークグリーンの壁紙を選びました。パリのオシャレな部屋を思わせる色使いにアジサイのドライフラワーがよく合います。こんな部屋なら、ちょっと頑張って、優雅なブランチを過ごしたくなります。


最近は、海外製のオシャレな壁紙も簡単に手に入るようになりました。自分のテイストに合った壁紙を探すのも楽しい時間。夏から秋への変わり目に壁の模様替えを始めてみませんか?
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福岡美穂

福岡美穂

enonstyleキュレーター
二級建築士・インテリアコーディネータ。1979年愛媛県生まれ。大学では哲学を専攻し、卒業後、高校の国語科教員を経て建築の世界に。現在、コラボハウス一級建築士事務所で住宅の設計を担当。独自の審美眼で、クライアントの「日々の暮らし」をカタチにしている。特技は少林寺拳法(三段)。彼女の目線で選んだ店舗が掲載された「四国の美しい店」の著者でもある。
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