素敵なカーテンで自分らしく。個性の出し方4カ条
インテリアで気分転換したいとき、おすすめなのがカーテンを変えること。床や壁に次いで面積の大きな部分なので、どんなデザインにするかで印象が大きく変わります。カーテンの選び方は色や柄だけでなく、レールやプリーツの寄せ方など多岐に渡ります。今回は、カーテンで自分らしさを表す4つのポイントを紹介します。
重ねづけで個性を出す[レイヤーカーテン]
サッシの内側にレールを付けて白のカーテンを2枚重ねにしています。夜は2枚を下して光の漏れを減らし、昼は1枚で陽の入り方を調節。白一色のカーテンはナチュラルな雰囲気になりやすいですが、直線的なデザインで洗練さをプラスしています。木目のポールにピンチでカーテンを取り付ける方法も個性的!
素材で個性を出す[リネンのカーテン]
透けて床に落ちる光が美しく、羽のような軽さが魅力のリネンのカーテン。使うほどに柔らかくなり、思わず包まれたくなる風合いです。ギャザーを寄せたスタイルは、布にひだをつくり、のっぺりとなりがちなカーテンに表情をもたせてくれます。
丈で個性を出す[ドレープカーテン]
こちらも、リネンのカーテンが持つやさしい雰囲気を活かした空間。ヘリンボーンの無垢の床に落ちるドレープが海外のインテリア雑誌に出てきそう。アンティークテイストに合わせたアイアンのカーテンポールも部屋にぴったりです。
色で個性を出す[カラフルなカーテン]
インパクトのあるベッドカバーに合わせた寝室のカーテン。部屋に複数の窓がある場合、同じ色で揃えることが多いですが、こちらの写真のように部屋のファブリックに合わせてカーテンをコーディネートするのもオシャレ。部屋をシンプルにした分、カーテンで遊んでみても素敵です。
カーテンを1枚変えるだけで部屋のイメージががらりと変わります。ただし、カーテンは本来、日差しを遮断したり、外の視線を遮るためのもの。オシャレさは、もちろん大切ですが、遮光や遮断など各部屋に合った機能性のものを選ぶのも大切です。
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福岡美穂
enonstyleキュレーター
二級建築士・インテリアコーディネータ。1979年愛媛県生まれ。大学では哲学を専攻し、卒業後、高校の国語科教員を経て建築の世界に。現在、コラボハウス一級建築士事務所で住宅の設計を担当。独自の審美眼で、クライアントの「日々の暮らし」をカタチにしている。特技は少林寺拳法(三段)。彼女の目線で選んだ店舗が掲載された「四国の美しい店」の著者でもある。
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